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1.削る治療が必要かどうかを診断する
歯がしみる、痛い、といった症状があると、虫歯だ!と思いがちなのですが、必ずしもそうではありません。診査、診断を通して、本当に削る治療が必要なのかを判定する、とても重要なステップです。
実は、歯を削る治療が必要ないのは、次のような場合です。
・痛みの原因が虫歯ではない
歯がしみたり、痛くなったりするのは、虫歯だけが原因ではありません。歯周病や知覚過敏、歯ぎしりなど、虫歯以外の原因が結構あります。このような場合は、歯を削る治療をする必要がありませんし、そのような治療をしても症状がなくならことがあるわけです。
・初期虫歯である
初期虫歯であれば、リスク低減療法のみで全く削らすに治療することも可能です。
初期虫歯というのは、歯の表面が白くなったり黒くなったりしているけれども、穴にはなっておらず、ミネラル分が抜けてしまって歯質が弱くなっている状態です。見ただけでは判定できないので、ダイアグノデントというレーザー光を利用した器械で検査します。
・虫歯の進行停止が望める
歯と歯が接しているところから始まっている虫歯は表面からは見えません。
診査はレントゲンや透過光で判定します。このような虫歯はあまり深くなければ、進行を停止させるという方法があります。初期虫歯と同様にリスク低減療法を試みます。
なぜなら、このような虫歯を除去する治療では、虫歯に到達するまでに健康な歯質を相当削除する必要があることが多いからです。それでも除去する治療に踏み切るべきか、進行停止を試みるのか、診査、問診、相談を通じて決めていきます。
2.削る治療が必要な場合は最小限にする
虫歯の除去は最小限に
どうしても削らなければならない虫歯であった場合、
歯の花クリニックでは、組織温存療法ともいうべき方法をとっています。
必要な部分だけを除去するための器材として、以下のようなものを用意しています。
カリソルブ



回復がのぞめない歯質の部分だけを薬剤でやわらかくして取り除きます。
スウェーデンで開発されたシステムです。
う蝕検知液 カリエスチェック
取り除くべき歯質を染色により判定します。
(カリエスディテクターと同様のものですが、染まりすぎないためこちらを使用しています。)
スプーンエキスカベーター
ドリルではなく歯質のかたさを感じ取りながらかき出す器具です。
レジン治療で歯質の除去を最小限に
必要最小限の歯質を除去するので、その穴を埋めるには、主にコンポジットレジンという樹脂を使用します。
虫歯の部分がうっすら黒くなっています
虫歯の部分を最小限に除去します
レジンで歯の形を回復しました


このレジンと歯を接着させるための材料として、歯の花クリニックでは、クリアフィル メガボンドFAを使用しています。この製品は接着だけでなく、抗菌作用とフッ素を供給する作用があり、接着面からの虫歯の再発を予防する効果があるため採用しました。
3.虫歯の本当の原因にアプローチする
虫歯治療は穴を埋めたら「終わり」だと思っていませんか?
そこに虫歯をつくってしまった口内環境をそのままにして治療を終わってしまっては、
またどこかに虫歯をつくってしまいます。

虫歯のリスクに関係するのは、細菌・唾液・生活習慣。
虫歯リスク検査では、これらを総合的に判定し、虫歯リスクを下げる作戦を一緒に立てていきます。
そして、細菌の巣窟をつくらないための定期的なクリーニングと検診(=メインテナンス)で、二度と新しい虫歯をつくらないことを目指します。
もっと詳しく <虫歯のメカニズム>

私たちの思い


